胆のうをよくする食生活とは
胆石症をはじめとする胆のうの病気は、とくに肥満の人に多くみられますので、胆のうの病気の治療・予防には、肥満を解消することが欠かせません。
肥満度を調べるには、BMI(ボディ・マス・インデックス)を計算します。
<BMIの算出方>
BMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)
<標準体重の算出法>
標準体重=[身長(m)×身長(m)]×22
BMIが25以上の人は、食事を中心に日常生活全般を見直し、肥満の解消にとりくみます。
さらに自分の標準体重もあわせて算出し、その体重を目標に、少しずつ減量していきます。
ただし、急なダイエットは体によくないので、1か月に1〜2sをめやすに、あせらず減量していきます。
胆のうをいたわる食事の基本は、1日3食、規則正しく食べることです。
朝食を抜くなどの不規則な食事は、間食や食べすぎの原因となり、肥満をまねいてしまうからです。
また、肥満防止のために、よくかんでゆっくり食べることも大切です。
また、胆のうは脂肪やコレステロールの消化・吸収にかかわっているので、過度の負担をかけないためにも、脂質やコレステロールの摂取量を控えます。
動物性食品よりも植物性食品を多くとるようにし、コレステロールを排出させる作用のある食物繊維を多めにとるとよいのです。
こうしたことを考慮すると、脂肪分が少なく、栄養バランスのとれた和定食が、理想的な献立といえます。
肥満を防ぐためにも、1日の摂取エネルギーは少なめにします。
また、脂質を多く含む食事は、胆のうに大きな負担をかけます。
揚げものなどの脂っぼい食事を避けて、低脂質のものを選ぶようにします。
エネルギー源である糖質は、脂質に比べて消化にかかる時間が短く、胆のうに負担をかけない栄養素です。
糖質の供給源である炭水化物のなかでも、パンやめんに比べて脂質の少ないとはんはとくにおすすめです。
ビタミンには、脂質の代謝を促したり、糖質をエネルギーに変えるといったはたらきがありますから、積極的にとるようにします。
ただし、種類によっては過剰摂取が問題となるものもあるので、サプリメントに頼るより、野菜から自然にとったほうがよいのです。
近年増加しているコレステロール胆石を予防するには、食物繊維を十分とることです。
食物繊維には、便秘解消だけでなく、コレステロールを排出させる効果もあります。
野菜や海藻類をたっぶり食べるようにします。
1度にたくさん食べたり、早食いをするのは、胆のうに負担をかけるだけでなく、肥満にもつながります。
満腹感を得るためにも、よくかんで食べるようにします。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|