|
新型うつ病の接し方
新型うつ病はその種類の中に、逃避型、未熟型などの名称があるように、ストレスからの逃避としてうつ病が発症している場合が多いようです。
例えば、回復期を迎えて復職などの困難な状況に向き合うと、回避したくなる傾向がみられるのが新型うつ病の特徴です。
従来のうつ病のように治療と休養だけでは回復に至らないので、逃避的な傾向を助長しないようなかかわりが周囲の人に必要になります。
心身のエネルギーの蓄積を待って、目前の困難な状況を克服する姿勢を促すために、ときには励ましの言葉をかけながら、仕事や社会生活に戻る準備に取り組むように働きかけます。
「*ヶ月の休職なら手当が全額支給されるから、早めに休んで早く職場復帰した方がよい」
「今、復帰すればボーナスの査定に影響がない」
などの具体的な助言をするほうが、治療はうまく行く場合が多いようです。
□苦しさを理解しても、甘やかさない
□休養をとらせながらも、逃避を助長させない
□ときに元気付けも必要だが、叱責や非難はしない
□仕事や学業が中心の生活を忘れないよう努力を続けさせる
□仕事や学業で少しでもよい兆候を認めたら、すがさず褒めて自身を取り戻すようはかる |
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|