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ガンからうつ病
ガンは命にかかわる病気であることから、ガンであることを告げられると大きなショックを受けます。
大体の人は絶望感を乗り越え、病気を受け入れるのですが、20〜40%の人は抑うつ状態が続き、うつ病になるといわれています。
しかし、ガンによるうつ病は体の症状によって覆い隠され、未治療のまま放置されることもあるようです。
うつ病とガンの関係では、次のような仮説があります。
@うつ病では、ガン細胞を食べてしまうナチュラルキラー細胞の活動を低下するため、ガンが発症しやすくなる。
Aガン細胞から出た抗体が受容体と結合することで、セロトニンの働きを抑えてしまい、うつ病を招きます。
高齢者でガンを患った場合、その病気の発見に先立って、予兆のようにうつ病が起こることがあり、このうつ病を警告うつ病といいます。
ガンの中でも特にすい臓ガンの場合、警告うつ病が現れる割合が高く、およそ半年前に、うつ状態などの精神症状が先行するといわれています。
うつ病がんばるな!
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