|
抗うつ薬以外の向精神薬
うつ病の薬物治療では、抗うつ薬以外に症状に応じて向精神薬を使います。
向精神薬とは、抗うつ薬を含め、精神活動に影響を与える薬の総称です。
@睡眠薬
不眠が続いてる場合に、脳と体の疲れをとります。
A抗不安薬(精神安定剤 マイナートランキライザー)
不安や緊張、イライラ、恐怖をやわらげ、中には、意欲低下を改善する薬もあります。
また、息苦しさや動悸、冷や汗、震え、口の渇きなどの自律神経症状を軽くする役目もあります。
B抗精神病薬(メジャートランキライザー)
抗うつ剤では解消できない、強い不安や焦燥、妄想、攻撃性を抑えます。
C気分安定薬(気分調整薬 ムードスタビライザー)
気分の波を処方されることがあります。
抗うつ薬を含め、向精神薬には次のような誤った認識や先入観、疑念を持つ人がいます。
□化学物質で心を変えることは倫理に反する
□万能薬ですが、使い始めれば、生涯使い続けなければならない
□麻薬と同じで、依存や中毒になる
□服用を続けるとぼける |
しかし、むしろ服用をおろそかにして、うつ病を悪化させることの方が悪い結果になるのです。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|