心の元気を保つ
うつ病というと、若い世代やはたらき盛りに多いと思われがちですが、実は年齢が高くなるほど増加する傾向にあり、日本では、うつ病患者の約25%は60歳以上の人であるといわれ、それを老人性うつ病と呼んでいます。
うつ病の原因には、セロトニンの不足が挙げられます。
それに加えて、高齢者の場合は「喪失感」がきっかけになることが多いといわれています。
体力は刻々と弱まり、仕事からは引退、社会との接点が減り、家族や友人の死に直面する機会が増えるとなれば、自信を失い、憂鬱になり、希望がもてなくなるのも無理はありません。
また、病気で臥せったり、話し相手がいなくなったり、引っ越しをして環境が変わったようなときにも起こりやすいようです。
老人性うつ病の症状は、認知症と紛らわしいところが多いのですが、今まで熱中していた趣味に興味がわかなくなった、好きだった音楽を聞いても何にも感じなくなった、お笑い番組を見ても笑わなくなった、などの変化に気づいたら、それは心が元気をなくしているサインです。
それ以上、症状を悪化させないためには、早めの対策が重要です。
症状を適切に判断するには、一度医師を受診するのをおすすめしますが、生活習慣を見直すことも大切です。
脳を活性化させる食べ物を積極的に摂るようにしたり、運動をしてからだを心地よく動かしたり、ぐっすりと眠るエ夫をするなどは、症状の改善につながるだけでなく、心の元気を保ち続けるための原動力にもなります。
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