脳卒中予防の減塩と納豆
食生活の面から脳卒中予防を考えるなら、まず取り組みたいのが減塩です。
血圧が正常な人でも、予防のためには1日に10g未満で抑えるようにします。
すでに血圧が高めの人は、6gくらいに抑えます。
あわせて野菜や果物も積極的に摂ります。
もともと健康長寿にとっても欠かせない食品ですが、これらには塩分の排出を促すカリウムが豊富に含まれているので、血圧を正常に保つうえで欠かせません。
動脈硬化を防ぐためには、コレステロールの管理も大切です。
まずは高脂肪な食品を控え、肉の脂身は避け、青魚を積極的に摂るようにします。
青魚に含まれる不飽和脂肪酸のDHAやEPAには、コレステロールを下げるはたらきがあります。
さらに発酵食品では、血栓を溶かす強力な作用がある納豆が脳梗塞を防ぐうえで効果的です。
かつお節は血圧降下作用があり、甘酒は脳に必要なブドウ糖を豊富に含んだ吸収されやすい飲み物です。
<脳卒中予防に効果のある発酵食品>
青魚(イワシやサンマなどに含まれるDHAやEPAは、悪玉コレステロールを減らして血流をスムーズにする作用と脳機能を活性化させる作用がある)
タマネギ(動脈硬化を予防する)
青じそ(動脈硬化を予防し、血管の老化を防ぐ)
甘酒(脳のエネルギーになるブドウ糖が豊富)
かつお節(血圧を下げる)
納豆(血栓を防ぐ)
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
48種の発酵植物×食物繊維・乳酸菌
コレステロール0の大豆発酵食品テンペ |
|