脂質異常症を予防する
脂質異常症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる病気です。
次の3つのタイプがあります。
●高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロールが多い)
●低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが少ない)
●高トリグリセライド血症(中性脂肪が多い)
脂質異常症にはとくに自覚症状はありませんが、放置すると増えすぎた脂質が血管の内側にたまって、動脈硬化を引き起こします。
それを放置すれば、日本の3大死因の2つ、脳卒中や心筋梗塞を招きます。
つまり、死に至る病気の芽となってしまいます。
おもな原因は生活習慣ですが、とくに影響が大きいのは食生活です。
過食、動物性脂肪や糖分の摂り過ぎ、大量飲酒などが、脂質を増加させます。
そこに、運動不足が重なると脂質の代謝機能が低下して、中性脂肪をためやすくなります。
すでに肥満の人は、それだけでハイリスクといえるのです。
また、比較的早い段階から加齢とともに増えていくのも、この病気の特徴です。
男性では30代あたりから増え始め、50代ではおよそ2人に1人が抱えています。
女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンが脂質の代謝を促すはたらきをしているため、閉経を迎える50代あたりから増え始め、60代ではおよそ3人に1人に見られます。
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