悪玉菌が増える理由
人間の腸内では、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つが、つねに俄烈な勢力争いを繰り広げています。
健康な人の腸では、善玉菌が優位な状態にありますが、ちょっとしたことでも悪玉菌は増殖し、腸内バランスが変わってしまうのです。
なぜ悪玉菌が優位になるのか、おもな原因は次のようなことです。
。
●肉中心の食生活
悪玉菌は、脂肪やたんばく質を栄養源としています。
高脂肪食に偏った食事で、野菜をあまり摂らずにいると、悪玉菌を増殖させる下地をつくります。
●加齢
年齢を重ねるにつれて体力は衰え、腸のはたらきも低下していきます。
すると腸内の善玉菌もだんだんと減り、悪玉菌が増えやすい状態になります。
●ストレス
ストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、腸の正常なはたらきを妨げます。すると腸内のバランスも崩れて、悪玉菌が増えてきます。
慢性的な疲労や睡眠不足なども、悪玉菌に加勢します。
●抗生物質などの薬物
抗生物質は特定の症状の嬢和に効果を発揮しますが、正常なはたらきをしている部位に対しては毒物です。
腸内の善玉菌まで死滅させてしまうため、悪玉菌が優勢になってしまいます。
このように加齢を除けば、日々の食生活や心のもちようが、腸内細菌の勢力図に大きな影響を与えているのです。
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
|
|