心臓病予防には青魚と酒粕
食事でもっとも気をつけたいのは、血液中のコレステロールをためないことで、動物性脂肪は控えてほしいのですが、やみくもに脂肪を控えてしまうのは考えものです。
コレステロールには、善玉と悪玉があります。悪玉コレステロールが増えると、血管壁に沈着して血管を狭くし、血液の流れを悪くしますが、善玉コレステロー刈には悪玉コレステロールを回収し、血管壁への沈着を防ぐ作用があるのです。
そんな善玉コレステロールを増やしてくれるのが、オメガ3脂肪酸です。
健康にいいとされる不飽和脂肪酸のひとつで、細胞が正しく機能するために欠かせない栄養素といわれており、青魚、えごま、しそ油、亜麻仁油、くるみなどの食品に豊富に含まれています。
また、りんごの皮の真下に含まれるりんごポリフェノールは血中コレステロール値の低下に効果があります。
さらに、発酵食品では黒酢、納豆、酒粕などを上手に組み合わせて、血管を若々しく保ち、心臓病を予防します。
<心臓病に効果のある食材>
青魚(オメガ3脂肪酸であるDHAやEPAが豊富)
ナッツ類(くるみをはじめ、ナッツ類には悪玉コレステロールを減らすはたらきがある)
ごま(セサミノールという成分が悪玉コレステロールの酸化を防ぐ)
りんご(りんごポリフェノールが、血中コレステロールを抑制する)
緑茶(渋み成分のカテキンがコレステロール値を下げる)
黒酢(悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化を予防する)
納豆(ナットウキナーゼが動脈硬化を予防する)
酒粕(血圧の上昇を抑える作用がある)
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
48種の発酵植物×食物繊維・乳酸菌
コレステロール0の大豆発酵食品テンペ |
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