生活習慣病を予防する納豆
ほとんど完全食品といってもいいほど、抜群の栄養バランスを誇るのは納豆です。
しかも発酵により、ビタミンの一種であるメナキノンー7、ネバネバ成分のもとであるムチン、酵素のナットウキナ一也などを豊富に含んでいます。
メナキノンー7は、体内でビタミン‰に変わり、血液中のカルシウムを骨に運んで強化するはたらきがあるので、骨租しょう症の予防に効果があります。
ムチンには、胃壁に膜をつくって保護する役目があるほか、食後の血糖の急上昇を防いだり、コレステロールを低下させる作用があり、動脈硬化や肥満を防ぐ効果が期待できます。
ナットウキナーゼは、大豆が発酵することで生み出される納豆特有の酵素で、血栓を予防して血液循環を促すはたらきがあり、心臓病や脳卒中などの生活習慣病の予防にも力を発揮します。
また、血液循環がよくなることで酸素がからだのすみずみまで行き届くことから、脳機能を活性化するというはたらきもあります。
さらにナットウキナーゼには、アルツハイマー病の予防にも効果があることがわかってきました。
アルツハイマー病にかかると、大脳の表面に「老人斑」とよばれるシミがあらわれてくるのですが、ナットウキナーゼはそのシミの沈着を抑えるはたらきがあることが明らかになっています。
このほかにも、悪玉コレステロールを排除して内臓脂肪の蓄積を抑えるレシチン、抗炎症作用の高いポリアミンなども含んでおり、さまざまな機能から、老化を防いでくれる「健康長寿食の王様」というにふさわしい食品です。
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
48種の発酵植物×食物繊維・乳酸菌
コレステロール0の大豆発酵食品テンペ |
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