高血圧予防には香辛料やかつお節
食生活で最優先したいのは、減塩で、現在、成人に推奨されている1日の塩分摂取量は、男性が10g未満、女性が8g未満ですが、すでに高血圧の人は1日6g未満となっています。
そこでまず心がけたいのが、塩分含有量の多い食品を減らすことです。
加工食品には塩分が多いものが多いので、控えめにし、コンビニ食や外食が多い人も要注意です。
家庭で味付けするときは、だしの風味、酢などの酸味、唐辛子やこしょうなどの香辛料、柚子、しそ、みょうがなどハーブの香りを利用して、その分薄味にします。
新鮮な食材を利用して、素材の味を楽しむことも大切です。
それとあわせて、体内の余分な塩分を排出する作用があるカリウムをしっかり摂ることも重要です。
野菜や果物、豆類などに豊富で、とくにパセリ、りんご、アボカド、納豆、ぬか漬け、里芋、にらなどに多く含まれています。
また、トマト、にんじん、ごまなど、血圧を下げるはたらきのある食材もあります。
同様の効能があるかつお節、黒酢、豆味噌などの発酵食品と組み合わせて、大いに活用するようにします。
<高血圧予防に効果のある食材>
トマト(血液をサラサラにし、血圧を低下させるはたらきがある)
にんじん(血管を強化し、動脈硬化を予防する)
ごま(血圧を下げて安定させるはたらきがある)
りんご(余分な塩分を体外に排出するはたらきがある)
かつお節(血圧を下げる効果があり、薄い味付けにも役立つ)
納豆(余分な塩分を体外に排出するカリウムが豊富)
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
48種の発酵植物×食物繊維・乳酸菌
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