免疫細胞のバランスを整えるヨーグルトとカルシウムが豊富なチーズ
ヨーグルトの最大の持ち味は、乳酸菌を豊富に含むことです。
それにより、腸内に善玉菌を増やす整腸作用、便秘や下痢の予防・解消、免疫力アップによる感染症の予防、代謝の活性化による美肌効果など、そのメリットはおおくあります。
なかでもとくに注目したいのが、免疫細胞であるヘルパーT細胞の1型・2型のバランスを整える作用です。
そのはたらきにより、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを予防・緩和するほか、がん細胞の増殖などを抑える効果があることも明らかになっています。
また最近、ヨーグルトのなかにも、納豆や味噌などに含まれる血圧上昇を抑制するたんばく質が存在することが発見され、血中のコレステロールの低減にも効果があります。
チーズは、カルシウムをはじめ、ビタミン、ミネラル、たんばく質、脂肪など、人間のからだをつくり、維持するうえで不可欠な栄養素をほとんど含んでいる完全栄養食品です。
とくに、カルシウムの量は突き抜けていて、わずか100gに牛乳6本分のカルシウムが含まれています。
それが発酵によって体内に吸収しやすい状態になっているのが、大きなメリットといえます。
そのため、チーズは加齢によってとくに女性に起こりやすい骨租しょう症の予防に、大きな効果を発揮します。
また、歯のエナメル質を強化するはたらきがあり、虫歯の予防にも最適です。
チーズに含まれる必須アミノ酸のメチオニンは、肝臓のはたらきを助け、アルコールの分解を促します。
そのため、アルコールを飲む際にチーズを一緒に摂ると、悪酔いの予防になります。
甘酒と塩麹で発酵させたホットスムージー“ほっとSaiby”
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