快眠のための寝具
肌に直接触れ、睡眠中の姿勢を決める寝具は、眠りの質を大きく左右します。
目覚めがどうもすっきりしないという人は、寝具を見直してみます。
もっとも大切なのは、枕です。
枕の選び方においてまず考えないといけないのは、頸椎（首の骨）の自然なカーブを維持できるかどうかということです。
頸椎のカーブがすでに変形している人は、それを矯正するような枕でないといけません。
「からだに合わせた枕がよい」とよくいいますが、悪い状態のからだに合わせた枕を選ぶと、その状態をさらに定着させてしまい、痛みが悪化することもあるのです。
最近はやりの低反発の枕も、からだに合わせてくぼむので、すでに骨の変形がある人には向きません。
眠る1時間前から部屋を暗くするとよいのですが、眠っているときの明るさはどうでしょう。
脳への刺激をなくし、からだをリラックスさせるという意味では、真っ暗にするのが理想です。
ただし、それだと不安だという人は、できるだけ暗くするくらいで構いません。
また、部屋の温度や湿度は調整することが難しいので、寝具やパジャマに工夫して、快適に眠れるようにします。
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