女性ホルモン様作用のある食べ物
大豆イソフラボンに女性ホルモン様作用(エストロゲンとよく似た作用)があるとして、一時非常にもてはやされました。
確かにそのような作用はあるのですが、あまり摂りすぎると発がんのリスクもあるということが後に報告されました。
通常のサプリメントには摂りすぎるほどの量(一日200mg以上)は含まれないのであまり心配することはないのですが、やはり何でもサプリメントで安易に摂るのは考えものです。
女性ホルモンそのものは、摂りすぎれば乳がんのリスクを高めるといわれています。
女性ホルモン様作用のあるものでも、似たようなことが起こる場合があります。
もちろんホルモンそのものではないですから、過度に恐れることはないですが、食品ならばまだしもサプリメントで摂る場合は注意が必要です。
特に乳がんのリスクの高い人(肥満している人、身内に乳がんの人がいる人、喫煙者など)は気をつけるようにします。
女性ホルモン様作用のあるものを摂りたいのであれば、なるべく自然に近い形で摂取します。
摂取する量のめやすとしては、一日に豆乳1パック(200ml)、納豆1パック(約50g)もしくは豆腐半丁くらいのいずれかを摂取すれば、イソフラボンの量としては十分であるといわれます。
また、当帰(とうき)という漢方薬の成分も、女性ホルモン様作用があることが知られています。
体質に合わせて、当帰を含む漢方薬を服用してみるのもよいのです。
当帰は、数千年の昔から婦人病に用いられてきた漢方薬ですので、安全性については実証されています。
最近出てきた新しいサプリメントは、まだ、使用経験が浅いので、安全とはいいきれないのです。
何か「肌によい」成分がマスコミなどで取り上げられると、すぐにそれを追うようにしてその成分を含むサプリメントが発売され、ものによっては化粧品にまで盛んに使われるというのが最近の風潮のようです。
ですが、それらサプリメントや化粧品に本当に効果があるとは限りません。
サプリメントは健康食品すなわち食品ですし、化粧品にしても薬とは遣いますので、モニターテストをして効果を確認しているわけではありません。
たとえば「シミを気にする人に」と書いてあるサプリメントを飲んでも、シミが消える保証はどこにもないのです。
あくまで食品ですから、「果物がシミによい」というのと同じ次元だと考えるようにします。
ただし特定保健用食品(トクホ)として許可されているものは、ある程度効果について確かめられています。
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