ニキビは精神的なダメージ
ニキビの治療は、大きな精神的なダメージをもたらすことの多い疾患です。
たった一つのニキビが鼻の頭にできただけで、仕事や学校、あるいは冠婚葬祭などのセレモニーへ行くのが嫌になるというケースは決して珍しいことではありません。
ニキビがひどいと、仕事や学校生活にまで支障をきたすこともあります。
ましてや、炎症を起こしたり膿んだりして顔が赤く腫れているような症状では、人前に出たくなくなったり、人前で顔を見られるのを避けるようになったりと、対人関係における劣等感の原因となってしまうこともあります。
ニキビがきっかけとなった登校拒否や出社拒否、ひきこもりなどのケースまであるので、「たかがニキビ」といって片付けられないのです。
また、ほとんどの場合、ニキビは思春期から発症するので対人関係、特に異性との関係における自己評価が、ニキビによって損なわれてしまうことも少なくありません。
「わたしの肌は美しくない」ニキビで悩んでいる女性には、こうした自分を否定するような思いを抱えていることが多いのです。
ニキビ治療はニキビで悩んだり苦しんだりする心(精神)の健康のためにも有益なのです。
ニキビで悩み続けている人の心の痛みは本当に深刻で、こうした心の痛みは大きなストレスとなり、さらにニキビの症状悪化を招くような習慣を生むという悪循環を引き起こしかねません。
特に、次のような行為は、あとあと後悔することになることが本人にもわかっているにもかかわらず、ついつい繰り返してしまうことが多いものです。
なかでも、最も注意が必要なのは、ニキビを指や爪でつぶす行為です。
心理的には、「ニキビを早くつぶして、なくしてしまいたい」という思いからの行為ですが、皮フの組織を傷つけたり、細菌による炎症を引き起こしたりと、キズ跡が残るようなリスクが大きい行為なので決してやってはいけない行為です。
デコボコがあったり色素沈着が残っているような目立つニキビ跡ができている方に、かなりの割合でこの指や爪でニキビをつぶす行為が見受けられるので、絶対にやらないように注意が必要です。
また、過度の洗顔やファンデーションの厚塗りなども避けたい行為です。
適度な洗顔とスキンケアは、ニキビの治療や予防に有効ですが、なかには一日に何度も洗顔剤を使ったり、ゴシゴシとこするように洗顔し、かえって皮フに刺激を与えすぎて症状を悪化させていることもあります。
アダルトニキビの場合は、皮フの機能低下が疾患を引き起こすことが多く、保湿性が失われるのはよくないので、自己流の過度な洗顔はやめたほうが良いのです。
また、ニキビやニキビ跡が目立つのを防ごうと、つい厚化粧をしてしまうという人もいます。
この行為も、ファンデーションを塗る際やクレンジングの際に、ニキビができている患部を刺激して悪化を招くことになりかねません。
また、ファンデーションの残りかすが毛穴に詰まってしまい、ニキビを隠すためのメイクがニキビをつくつてしまうことも少なくありません。
患部を目立たなくするカバーメイクは必要最小限にとどめ、やはり根本からの治療をしたほうがよいのです。
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