女性の肌トラブル
日本人女性の肌の悩みのトップといえば、昔から「シミ」が定番でした。
最近はダントツに「毛穴の開き」になってきています。
その背景には、毛穴対策用の化粧品が盛んに宣伝されていることも関係しています。
毛穴は誰にでもあるものなので、宣伝につられて意識し始め、気にしてしまう人が多いようです。
でも、毛穴の大小にはもともと個人差があり、毛穴が開いていること自体は異常ではありません。
正常なものを小さくしたいといってみても、それは髪の毛の太い人が細くしたいといっているのと同様に無理難題です。
「黒く見えるのは何か詰まっているからで、それを取り出せば毛穴は閉じるのではないか」という質問も多いのですが、洗い方が不十分で毛穴に汚れが残っている人など、今どきの女性にはほとんどいません。
鼻の穴と同じで、毛穴は穴だから黒く見えるのです。
ただし、エイジング(肌の老化)によって毛穴がより開いていくこともあります(「たるみ毛穴」と呼ばれます)。
生活習慣が悪いとエイジングが早く進みますので、タバコを吸う人、慢性的に睡眠不足の人、真っ黒に日焼けしていた人などは、毛穴が目立つ傾向があります。
「エイジング」によるシワは女性の永遠の悩みです。
たるみもありますが、これはシワと同類のものです。
これらは、肌のコラーゲンが老化して弾力を失ったために起こるものです。
「たるみ毛穴」も同類です。
「シミ」も、今でもポピュラーな悩みで、シミの元凶はもちろん紫外線ですが、それだけではありません。
妊娠中にシミができやすいように、体内のホルモンバランスの影響も大きいのです。
特に冷え性でお血体質の人や、ストレスの多い人にはシミができやすいという傾向があります。
また、「二キビ」も最近の20代、30代の女性に急増しています。
「大人の二キビ」といって、あごの下のほうにでき、跡が残りやすいのが特徴です。
二キビができると化粧品を買い換える人が多いようですが、大人の二キビはスキンケアよりも圧倒的にからだの内面からくるものの影響が大きいようです。
中でも睡眠不足が一番影響します。
エイジング、シミ、二キビなどの女性の肌トラブルに対しては、無数の化粧品が売られていますが、それらはいずれも劇的に効くものではありません。
肌の上からつけてもなかなか浸透しないから、というのもひとつの理由です。
そもそも皮膚は外界から身を守るためにあるので、触れたものを中に通さないような強固な仕組みがあるのです。
一方、皮膚はたえず体内から栄養をもらって生まれ変わり、活動している、生きた臓器でもあります。
肌を美しくしたいのであれば、中から変えようとするほうが、理にかなっているのです。
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