肌は内臓を写す鏡
疲れがたまっているときや、胃腸の調子が悪いときなどは、肌もなんとなくさえないものです。
かさかさしてメイクがのらなかったり、肌の色がくすんで見えたり、二キビがぽつんとできたりと、憂うつな肌トラブルが出現します。
友達や家族の顔を見ただけで、「体調が悪いのかな」と気づくときもあります。
このように、肌はからだの中の状態を常に反映しています。
それはみな、頭ではわかっていることなのかもしれませんが、ついそれを棚上げにして、化粧品だけできれいになろうと考えてしまいます。
化粧品は肌に直接つけるから、効果がすぐに現れるように思ってしまうのかもしれません。
ですが、実際は、化粧品で肌トラブルが解決するわけではありません。
「からだの中から変えないと、絶対に肌は変わらない」ということです。
お花を育てるとき、根の状態が悪いと、決してよい花は咲きません。
どんなに栄養を与えても、それが身にならないのです。
寝不足が続いて肌荒れを起こしている人が、どんなに高価な美容液やパックを使っても肌がきれいにならないのは、根腐れした株に肥料をやっても美しい花が咲かないのと同じです。
「肌は内臓を映す鏡」という言葉があります。
からだの中からきれいをめざす、これが、遠回りなようで実は一番の近道なのです。
年のわりにとても若く見える人がいませんか。
特別な手入れはしていないのに、シミもシワも極端に少ない人がときどきいますが、いったい何が違うのでしょう。
こんな実験がありました。
女性を20人ほど立たせておいて、男性に年齢を当ててもらうのです。
そうして、実年齢よりも若く見られる人の血液を調べたところ、エストロゲン (卵胞ホルモン)の量が多いということがわかりました。
エストロゲンは、女性らしさをつくり出すホルモンです。
エストロゲンは、肌のコラーゲン(たんばく質の1種で、ゴムのように弾力のある線雑)を維持するなど、あらゆる老化から肌を守っているのです。
エストロゲンが低下すると、肌は老化します。
無理なダイエットをして生理が狂うと、シワが増えるのはこのためです。
やせるからシワが増えるだけではないのです。
肌は、エストロゲンだけでなく、男性ホルモンや成長ホルモンなど、さまざまなホルモンの支配を受けています。
生活リズムなどによって、これらのホルモンは増えたり減ったりするものです。
それを意識して生活することで、肌はグンと違ってきます。
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