紫いものアントシアニンが肝機能を改善
動脈硬化症や生活習慣病などの原因のはとんどが、血管の老化や血液循環の悪化による障害です。
さつまいもは体のエネルギーとなる糖質や整腸作用のある食物繊維、B1、B2、C、Eなどのビタミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含むすぐれた野菜です。
タンパク質と脂質を除くはとんどすべての栄養素が含まれているため、準完全栄養食と呼ばれています。
さらに、切り口が紫色のさつまいも(紫いも)の中には抗酸化作用の高い「アントシアニン」という成分が存在し、ふつうのさつまいもよりもさらにすぐれた健康効果が秘められています。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、紫いもが持つ紫色の色素成分です。
老化や生活習慣病のもとともなる活性酸素の害を抑える作用があり、肝機能障害の改善や、高い血圧を下げることにも役立ちます。
研究では、実際に肝機能に問題のあった16人の人々に「紫いもジュース」を(品種はアヤムラサキ)1日に120ml、28〜44日間にわたって飲んでもらうという実験で、この効果を確認しました。
16人には、紫いもジュースを1日1回飲むこと以外には食生活を変えないようにお願いして、お酒やタバコも通常どおりにとってもらいました。
にもかかわらず、10人のγ−GTP、GOT(AST)、GPT(ALT)の数値が単独、あるいはともに下がるという結果が出たのです。
アントシアニンは体内に入ると腸で吸収され、ほぼそのままの形で血液中にとり込まれます。
そして、血液にのって全身をめぐりながら抗酸化作用を発挿して、肝機能を効果的に改善するのです。
また、実験に参加した45人の中には高血圧の人が12人もいましたが、そのうちの6人の血圧が、大幅に下がりました。
アントシアニンは、血圧を上げる酵素である「アンジオテンシンT変換酵素」の働きを阻害する作用もあるのです。
紫いもの健康効果を効率よく得るには、やはりジュースにするのがおすすめです。
紫いもの量は、1日50gで十分です。
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