かぼちゃのビタミンが肝臓を元気にする
野菜のなかにも、肝臓を守ってくれるものが幾つかあり、その一つは、かぼちゃです。
かぼちゃは緑黄色野菜の代表選手です。
ビタミンA効力を持つカロテンが非常に豊富なうえ、ビタミンEも多く、Cも含まれています。
ビタミンAは欠乏するとがんが起こることがあるともいわれ、ビタミンCとともにがん抑制に役立つと考えられる重要なビタミンです。
肝臓病になると特にAは不足がちになるので、積極的に補ってやる必要があります。
そしてビタミンEとCには、肝細胞の膜を傷つける過酸化脂質の生成を防いだり、できてしまったものを分解したりする働きがあります。
ビタミンEは、肝臓病や動脈硬化の治療にも使われています。
肝臓にとって、A、C、Eはまさにエースのビタミンです。
肝臓が気になりはじめた中年世代の人は、かぼちゃ料理のバリエーションを工夫して、もっと食卓にのせる回数をふやすようにします。
なお、かぼちゃのビタミンAは、油で調理すると5倍以上も有効に働くので、植物油でじょうずに料理するようにします。
かぼちゃと並んで、肝臓によいおすすめ野菜がキャベツです。
キャベツはほかの葉もの野菜よりも良質な植物性タンパク質や遊離アミノ酸、カルシウムが多く、また、葉の緑の部分にはビタミンA、全体にはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。
このほか、ビタミンUが含まれている点です。
ビタミンUは別名メチルメチオニンという、硫黄分を含んだ含硫アミノ酸の仲間です。
このメチルメチオニンも肝臓の中でメチオニンに変化するので、メチオニンと同じく、肝臓でのアルコールの分解を助けたり、脂肪肝を防ぐなどの働きをするといわれています。
メチオニンやシスチンといった含硫アミノ酸は本来、肉などの動物性タンパク質に豊富に含まれているものです。
しかし、いくら肝臓にいいからといって、動物性食品からばかりとっていたのでは、動物性脂肪のとりすぎなどというマイナス面も出てきます。
そこでキャベツのように、比較的アミノ酸を多く含んでいる野菜をたっぷり食べるようにすれば、バランスがとれるというものです。
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