ウコンのクルクミンが肝臓を強化
ウコンは熱帯アジア原産のショウガ科の植物です。
沖縄では「うっちん」と呼ばれ、二日酔い防止や肝臓病の特効薬として、古くから親しまれてきました。
カレーに使われるスパイス、ターメリックと紹介したはうが、話が早いかもしれません。
ウコンには、カルシウムや食物繊維などたくさんの栄養成分が含まれています。
なかでも、ウコンの黄色い色素成分であるクルクミンと精油成分には、肝臓病の予防や肝機能を向上する作用があります。
クルクミンには、アルコールの分解を早め、肝臓から出る消化液や、胆汁の分泌をふやす働きがあります。
また、肝臓は、とり入れた血液中のタバコや多量のお酒などの有害物質を無害なものにして、胆汁といっしょに体の外に出す働きがあるのですが、クルクミンはこの肝臓の解毒作用も高めてくれるのです。
ウコンに含まれる精油成分には、フラボノイドやシネオールなど4種類が確認されています。
これらの精油成分には、健胃作用や血液サラサラ効果などがあり、肝臓には以下のような利点があります。
胃が丈夫になれば、胃でしっかりと消化されるので、その分、肝臓の負担を減らすことができます。
また、全身の血流がよくなれば、新陳代謝が活発になり、細胞が生まれ変わるサイクルもスムーズになります。
ですから、いつまでも若々しい肝臓を保つことができます。
日本では、秋ウコンや春ウコン、紫ウコンの3つの種類が栽培されています。
これらのなかで、クルクミンと精油成分をダントツに多く含むのは、秋ウコンです。
ウコンの摂取は、乾燥したウコンで10g、生なら20gが1日の最大量です。
方法としては、ウコンの粉や生のウコンをすりおろしたものを、お湯やお茶にとかして飲むのもよいです。
しかし、ウコンには独特の苦みがあり、泥くさくて飲みにくいという場合があります。
そんなときは、ふだん食べているカレーに入れます。
カレーにはもともとウコンが入っているので、カレーの具との相性がよく、カレーの味にまぎれて、ウコンの味が気にならなくなります。
そのほか、肝臓の健康のために、自分でおいしくなるように工夫して、ウコンを毎日とるようにします。
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