枝豆でアルコールの害を減らす
一日の仕事を終えて仲間といっしょにビールのジョッキを傾けるとき、おつまみに欠かせないのが枝豆です。
ひすいのように鮮やかな緑色、噛むと口いっぱいに広がるさわやかな香りとかすかな甘みは、ビールの味をいっそう引き立ててくれます。
その枝豆、単に風味がビールに合っておいしいばかりでなく、実は酒の害を最小限に防ぐうえでももってこいの食品なのです。
若い大豆である枝豆には、まずコリンという成分がたっぶり含まれています。
コリンには、脂肪代謝を高める作用があり、肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれます。
このコリン、ある程度は人間の体内でつくられるので、ふつうの食生活をしていればまず欠乏することはありません。
しかし酒量の度を超しがちな人は、脂肪肝の予防のために、コリンをたっぷり補っておく必要があります。
さらにとれたての枝豆には、ビタミンB群・C・Eなどがたっぶりと含まれ、カルシウムやリンなどのミネラル類、食物繊維も豊富に含まれています。
ビタミンB群についていえばB1やB2、ニコチン酸、B6には、それぞれ糖質、アミノ酸の代謝を円滑にし、エネルギーに変える働きがあります。
こうしたB群の働きが不足すると、脂肪肝を招きやすくなるのです。
しかも枝豆は、人が体内でつくることのできない必須アミノ酸を多く含む、良質のタンパク食品でもあります。
必須アミノ酸の一つで、強力な抗脂肪肝作用を持つメチオニンも、しっかり含まれているのです。
こうしてみると、枝豆を肴に選んだ酒飲みの知恵はたいしたものです。
昔は枝豆といえば夏の風物詩でしたが、いまはいつでも冷凍品が出回っています。
冷凍枝豆は旬の粒よりを冷凍していますから、当たりはずれもなく、かえってお買い得な場合もあるかもしれません。
お酒のおつまみに枝豆の一皿を加えて、大いに味わいを楽しみながら肝臓を守るようにします。
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