毎日の卵が肝臓を守る
お酒を飲む機会が多く、肝臓の弱りが気になる人に、ぜひ見直していただきたい食品があります。
それは卵で、肝臓でのアルコールの代謝に欠かせない成分が、卵にはたっぶり含まれているのです。
まず、その代表的な成分としてあげられるのが、メチオニンです。
メチオニンは必須アミノ酸の一種で、肝臓でのアルコールの分解作用をスムーズにする働きがあります。
また、肝臓では全身の細胞をつくるのはもとより、肝臓の細胞そのものをつくるタンパク質を合成していますが、この働きを正常に保つうえでもメチオニンは欠かせません。
卵100gにつき、このメチオニンが約400rも含まれているのです。
これは、ほかの食品とくらべても、ずば抜けて高い値です。
ところで、肝臓でのタンパク質の合成には、このメチオニンばかりでなく、8種類の必須アミノ酸がすべてそろっていないとうまくいきません。
よく肝臓の機能が低下するといいますが、これはタンパク質の合成能力が低下することを意味します。
その点、卵のタンパク質には必須アミノ酸のすべてが理想的な割合で含まれていますから、肝臓強化にぴったりの食品ということができます。
卵が酒好きにとってよいのは、これらの理由からだけではありません。
豊富に含まれるビタミン類も、肝臓の機能を正常に保つのに欠かせない存在です。
たとえば脂肪肝を予防してくれる物質として、卵にはコリンというビタミン様物質が含まれています。
コリンは、肝臓での脂肪の分解を促進してくれるのです。
さらに卵には、アルコールが燃焼するときに必要なビタミンB1や、脂肪の酸化を防ぐビタミンB2もたっぷり含まれています。
アルコールが肝臓にいちどきに多量に運ばれると、肝臓の働きが悪くなって、肝臓の中に蓄えられている脂肪が酸化されやすくなります。
しかし、このときにビタミンB2が働いて脂肪の酸化を防いでくれるのです。
また、ビタミンB2には肝臓がアルコールを分解するとき、その役割を果たす酵素を助ける作用もあるので、よりスムーズなアルコール代謝ができます。
このように卵は、メチオニンをはじめとする必須アミノ酸、コリン、ビタミンB群などを含む、すぐれた強肝食品です。
お酒を飲むときには、おつまみにぜひ卵料理を一品は加えて、肝臓を守り、しかも、飲食前に卵を食べておくと胃の粘膜が保護され、アルコールの吸収が弱められるので、悪酔い予防にも効果的です。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|