お酒を飲む前にビタミンCとアルギニン

お酒を飲む前にビタミンCとアルギニン

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お酒を飲む前にビタミンCとアルギニン

ビタミンB群とともに、酒飲みの心強い味方となってくれるのがビタミンCです。

ご存じのように、お酒を飲むと、吸収されたアルコールは肝臓に行きます。

肝臓でのアルコール処理能力は、1時間に8〜10g程度です。

日本酒に換算するとコップ1/2杯、ビールならコップ1杯といったところです。

これを超える量を飲んだ場合、余分なアルコールは血液中に残ってしまいます。

肝臓へと行き着いたアルコールは、すぐに分解されはじめます。

アルコールはまずアルコール脱水素酵素によっていったんアセトアルデヒドという物質になり、さらに食品に含まれるタンパクおよび核酸の一部はアンモニアとなり、アセトアルデヒドにくつついてアセトアルデヒドアンモニアになり、アセトアルデヒド脱水素酵素によって水と炭酸ガスにまで分解され、アンモニアは尿素となって腎臓から排泄されます。

数十万円の高級ブランデーも、行く末はただの水と炭酸ガスになって排泄されてしまうというわけです。

アンモニアがさらにふえて50mcg以上になると倦怠感や悪酔いを起こし、肝障害(慢性肝炎や肝硬変)のある人は肝性昏睡傾向となり、ひどいときは意識がなくなります。

これを防ぐためにはビタミンCとアルギニンを同時に摂取することが必要で、摂取すれば症状がなくなります。

摂取したビタミンCの70%は呼気から排泄、20%が尿中に排泄され、川%が体内に残留して機能します。

アルギニンは体内でNO(窒素酸化物)となり、筋肉(横紋筋と平滑筋)を弛緩、拡張させます。

ビタミンC O.6gとアルギニン 3gをとると、血管は拡張されて血流がよくなり、体温が上がり、代謝がよくなって食べても体重が増加せず、メタポリックシンドロームの予防にもなります。

アルギニンの単独使用はいけません。

ビタミンCやアルギニンが効力を発揮するのはまさにこの段階です。



肝臓にはまた、チトクロムP450と呼ばれる酵素が含まれています。

この酵素もやはり肝臓の解毒作用に重要な働きを持っています。

ビタミンCはこの酵素の働きを高めることが知られています。

この点でも、ビタミンCは肝臓の解毒作用に大きく寄与しているわけです。

そのうえビタミンCには、二日酔いのもう一つの原因物質であると考えられるフーゼル油(風味を高めるために酒に添加される物質)の分解を早めるという効果もあります。

さらには、食べ物に含まれる食品添加物などの毒物や、皆さんが飲んでいるその他の薬物の無毒化(つまり副作用の防止)のためにも、アルギニンとビタミンCは有効に働きます。

このようなビタミンCとアルギニンのすぐれた効果を得るためには、お酒を飲む前にビタミンCを0.6g、アルギニンを3g、飲み終わったあとに3gのビタミンCをとることがおすすめです。

これだけとっておけば、悪酔いはもちろん、二日酔いをすることは少なくなります。

しかも、飲酒前にビタミンCをとっておくと、アルコールの分解が早まり、あまり酔わなくなります。

ただし、そのためにかえって飲みすぎてしまうおそれもあるので、量を過ごさないようくれぐれも気をつける必要があります。

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