茶節で肝臓をいたわる
かつお漁業の町として知られる鹿児島県枕崎、この土地に二日酔い解消食品として古くから伝わるのが「茶節」です。
作り方はきわめて簡単で、湯飲みにみそと、たっぷりのかつお節を入れ、あとは緑茶を注ぐだけで、香りがよく、お酒を飲んだ翌朝の水分補給にもなりそうです。
実はこの茶節、よく内容を見ていくと、肝機能を高める成分が意外なほど豊富なのです。
肝機能障害や肥満、脂質異常症といった生活習慣病は、それぞれが絡み合ったメタポリックシンドロームといえます。
これらを予防するために積極的にとりたい食品が、お茶、魚、海藻、納豆、酢、きのこ、ねぎなどです。
納豆のかわりに同じ大豆食品のみそと考えれば、茶節には実にこのなかの3つが含まれます。
まずは、かつお節です。
かつお節は魚そのもの。その77%がタンパク質です。
だしとして使うことが多いかつお節も、茶節であれば、かつおそのものをとることができます。
一方、みそに含まれるサポニンは脂肪の代謝を行い、イソフラボンは食事中の脂肪分を排出する作用や、基礎代謝を下げない働きを持っています。
みそは発酵によってタンパク質がアミノ酸に分解されているのもメリットで、特にメチオニンというアミノ酸は肝機能を高める働きを持っています。
最後のお茶に含まれるカテキンには、血糖値の急速な上昇を抑える働きがあります。
血糖値が急に上がると、その糖の分解が間に合わず、余った糖は脂肪に変わってしまいます。
カテキンはこれを抑え、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐのです。
こうした効果が期待できる茶節は、肝臓をいたわり、肝機能を高めるには、ぴったりの食品です。
焼酎など酒類が豊富な九州で愛されているのも無理のないことです。
二日酔いの頭を抱えて肝臓のことが気になる人には、ぜひ、とっていただきたいものです。
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