眠りを誘うアロマテラピーとは
アロマテラピーは芳香療法ともいい、香りが高く揮発性のある植物成分を抽出し、香り成分によって脳を刺激し、気持ちを落ち着けたり、爽快にする健康法です。
エッセンシャルオイル(精油)をベースオイルに混ぜて行うアロママッサージは、香りの情報が嗅覚を通して脳を刺激し、また香り成分自体が皮膚から吸収されて、からだに効果的に働くといわれます。
マッサージはそれ自体、筋肉のこりをほぐすなど、リラックス効果がありますから、アロママッサージはいっそう快適です。
ただし、マッサージは専門的な訓練を受けた人に施術してもらうのが安心で、とくに精油を使うアロママッサージでは、かぶれないかどうか、試してから行う必要があります。
家庭で行う場合は、芳香浴が簡単ですし、安全です。
精油を水に数滴垂らし、専用のウォーマーで温め、精油を揮発させて、部屋中に香りを広げる方法です。
ろうそくに火をつけて温める方法と、火の代わりに電気を使う方法があります。
ろうそくの場合は、周囲に引火しないよう注意することが大切です。
電気を使うタイプは使用後、必ずコンセントを抜きます。
火を使わずに芳香浴を楽しむ方法もあり、スプレー式の容器に精油とエタノールを入れて混ぜ、ミネラルウオーターで薄めたものを、空間にスプレーします。
熱を使う方法よりも早く香りが拡散しますが、持続時間は短くなります。
お湯を張ったコップに精油を一〜二滴落としたり、ティッシュなどに含ませて、ベッドサイドや枕元に置くのもおすすめです。
アロマテラピーで大事なことは、必ずエッセンシャルオイルと表示されているものを選ぶことです。
水などで薄めたり、合成の香料などを添加したものは、アロマオイル、ポプリオイル、フレグランスオイルなどの名称で売られています。
価格は安めですが、質のよくないものもあります。
オイルを直接皮膚に使う場合は、パッチテストが必要で、浴槽に溶かしたり、足浴や手浴に使う場合も、使い方を確かめておくと安心です。
妊娠中は使用できないものもあります。
信頼のできる専門家に、目的に応じて何種類かの香りを選んでもらい、最終的には実際に自分で嗅いで好きなものを買うようにします。
なお、精油は成分が非常に濃いため、子どもの手が届かないところに保管します。
最近は、スティックタイプや枕カバーに入るシート状の香りのグッズもあります。
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