睡眠不足のときは仮眠で補う
女性はどの世代でも男性よりも睡眠時間が短い傾向があり、起床後や入浴、その後の身だしなみなど、どうしても時間がかかります。
さらに結婚すると、家庭内のいろいろな始末、子育てが始まると、自分の都合だけでは動かせない用事ができてきます。
多くの場合、睡眠を削って動ける時間を確保しますが、そのために必要な睡眠をとれなくなってしまうことがあります。
眠りが足りないときには、仮眠でしのぐのも一つの方法ですが、仮眠は長すぎると、夜の本番での睡眠のじゃまをします。
とくに午後遅くに仮眠をとると、夜になっても寝つけなくなり、かえって睡眠不足を助長することになりかねません。
仮眠は、遅くとも午後の早い時間帯にとるようにし、極端に眠っていない場合は別として、仮眠時間は、一五〜三〇分程度で切り上げることがすすめられます。
朝起きたときに眠り足りない感じがするときは、コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物で、一時的に目を覚ますのもよいです。
ただし、カフェインで睡眠不足を解消することはできません。
たとえば、子育て中の主婦は、夜は家族につき合って遅寝をすることが少なくありません。
家族よりも一時間くらい早く起きてお弁当と朝食づくり、仕事をしている場合は自分の身支度も済ませなければなりませんから、睡眠不足になって当然です。
家庭にいる場合は、朝の家事が一段落したら、一五〜三〇分程度仮眠する、つまり二度寝をして睡眠を補う方法があります。
このとき大事なことは、朝日覚めたときに、朝の光をしっかり浴びておくことです。
台所には朝の光をたっぷり取り込むようにします。
起き抜けに新聞を取りに行くなどして、屋外の明るさをからだに取り込むのもよいです。
こうして、体内時計をリセットしておけば、その後、短時間の仮眠をとっても、睡眠のリズムは崩れにくくなります。
仕事をもっている場合は、早めに家を出て、通勤電車の中、あるいは出社後に仮眠をとるのもよいです。
疲れているときは、昼休みに一人でいられる時間を確保し、昼食後に少しウトウ卜するのもよいです。
いずれにしても、睡眠不足のツケは早めに取り戻すことが大切で、眠り足りなかった翌日に睡眠不足を解消できない場合は、できるだけ一週間の中で、取り戻す機会を作ります。
ただし、週末の寝だめは逆効果です。
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