睡眠不足の週末解消法
どうしても疲れがたまって眠いという場合は、あとで仮眠をしてもよいから、とりあえず一時間くらいの朝寝坊にとどめておく方法もあり、こうして一度起き、パジャマから着替えてしっかり光を浴び、体内時計をリセットしたら、朝ごはんを済ませます。
このように目覚めの儀式をしておくと、頭もからだもすっきりして、もう眠るのがもったいないという気分になることも少なくありません。
そのまま、よいリズムができて、夜には心地よい眠りに入れることが多いものです。
昼過ぎに少し眠くなった場合は、一五〜二〇分程度の仮眠をとってもよいです。
体内時計への影響はほとんどありませんが、仮眠は午後三時ごろまでに済ませておきます。
遅くなると、夜に自然な眠りが起こりにくくなります。
土曜日は少しだけ寝坊をし、起きたら、家の掃除や片づけなどをすると、気持ちもすっきりします。
家族がいる場合は、一緒に協力して行うと、家族の会話のチャンスにもなります。
こうして日中の活動をしっかり行うと、自然に夜の眠りが準備され、翌朝の日曜日にすっきり目覚めることができます。
いつもと同じ時刻に起きて、好きなことを楽しむゆとりも出てきます。
体内時計を同じ時刻に刻むことができると、月曜日からの睡眠の質が保たれます。
また、週末の暮らしが充実した満足感から、目覚めもよくなり、一週間のスタートを気持ちよく始められます。
なお、土曜日にふだんのペースを乱した場合は、日曜日の朝に平日と同じ時間に起きると、体内時計の狂いを少なくとどめることができます。
これは月曜日と、その後の一週間をすっきりと過ごすために大事なことです。
週末の過ごし方として、金曜日から少し準備することもおすすめで、金曜日には一週間の疲れが蓄積され、体力的にはかなり疲れています。
しかし、飲み会やイベントが企画されることが多く、「明日は休みだ」という安心感から、つい、ハメを外して飲み過ぎたり遊び過ぎたりしてしまいがちです。
こうして金曜日に夜ふかしをすると、金曜日から土曜日にかけての睡眠の質が低下します。
その影響が土・日、そして翌週に出てくることも少なくありません。
発想の転換をして、土曜日に何か楽しい予定を作り、そのために金曜日から備える、といった考え方に切り換えるようにします。
金曜日は一週間の疲れがたまっていますし、翌日に楽しい予定があれば、早く床に就いてもスムーズに眠りモードに入れます。
いつもより早く寝て、翌日はいつも通りに起きると、睡眠時間はいつもより長くなります。
それまでの睡眠不足の補いに役立ちます。
土曜日の起床時刻が平日と同じであれば、体内時計によけいな負担をかけなくてすみます。
体内時計の刻みが後ろにずれることも防げ、日曜日も、月曜日もすっきりと目覚めやすくなります。
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