よい眠りのためのサプリメント
よい睡眠を引き出すには、糖質やたんばく質、そしてビタミン、ミネラル、適度な脂質をバランスよくとることが大切で、食品にはこれらの栄養素とともに、神経系の安定に役立ったり、からだを温める作用など、質のよい睡眠に役立つと考えられる成分の研究が進んでいます。
そのほとんどは食品に含まれる成分であり、基本となるのは、さまざまな食品をまんべんなく、過不足なくとることにあります。
そのうえで不足がちなものをサプリメントとしてとるのがよいです。
寝る前には一度体温を上げておいて、その後の放熱で体温を下げると、寝つきがよくなり、探い眠りを得やすくなります。
寝る前の入浴や軽い運動は、この作用を利用したものですが、からだを温める食品成分をとる方法もあります。
とうがらしのカブサイシン、ショウガのジンゲロールは、からだを温める成分の代表です。
アミノ酸の一つであるグリシンは、眠りの質をよくするのではないかと注目されています。
研究では、精製されたグリシンをとると、体温が下がりやすいことがわかり、これにより、深い眠りが出やすいのではないかと考えられます。
寝つきをよくする食品として古くから知られているのは、たまねぎで、これは硫化アリルという成分によるものと考えられています。
硫化アリルは、にんにくやねぎなどにも含まれ、ビタミンB1の体内への吸収を促します。
ビタミンB1は新陳代謝を活発にし、神経を鎮静化させ、安眠に役立つといわれます。
糖質がエネルギーとして燃えるときにも欠かせません。
豆や玄米、精製度の低い穀類、豚肉などに多く含まれます。
ビタミンB12は、睡眠のリズムの乱れに対して利用されることがあり、不足すると、神経過敏になるといわれます。
魚のほか肉などの動物性食品に多く含まれ、菜食一辺倒でなければ、不足しないといわれています。
ビタミンB6や葉酸なども含め、ビタミンB群は自律神経系の安定に大切な役割を果たします。
豆や穀類、野菜などに多く、玄米や七分つき米、胚芽米、麦、全粒粉など、精製度が低いものを選ぶと、たくさんとることができます。
脳の興奮状態が続くと眠りにくくなりますが、脳の興奮を抑える物質として知られているものの一つに、ギヤバがあります。
ギヤバは正式にはγ−アミノ酪酸というアミノ酸の一種です。
みそやしょうゆ、玄米などに多く含まれます。
トリプトファンは牛乳から発見された必須アミノ酸の一つです。
たんばく質のもととなり、メラトニン生成の原料で、精神を安定させるセロトニンの生成にかかわっています。
小麦胚芽や大豆、乳製品などに含まれます。
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