睡眠不足はイライラや肥満へ
睡眠には単なる休息だけではない、さまざまな働きがありますが、その全部はまだわかっていません。
ただ、眠りは、起きている時間を心地よく充実するさせるために、心もからだもしっかり準備するための時間といえるのです。
すべきこと、したいことが多い現代では、睡眠時間を削って、使える時間を増やしている人が多く見られますが、、必要な睡眠時間は人によって異なります。
自分にとって必要な睡眠が不足し続けると、やがて限界点に達して何らかの不調となって返ってきます。
また、睡眠時間は十分でも、熟睡できていないと睡眠の質が悪く、睡眠不足と同様の現象が起こります。
人間は眠らずにはいられません、どんなに睡眠時間を削って頑張っても、限界点を超えると眠けに襲われます。
たとえば、日中に電車の中で居眠りをすることは、電車の心地よい振動と睡眠のリズムによるもので、悪いことではないのですが、下車駅を寝過ごすほど寝入ってしまうのは、睡眠が足りていないと考えられます。
睡眠が足りないと、まず単純作業の能率が簡単に低下し、そのうち、根を詰めた仕事や作業も持続しにくくなります。
集中力や注意力、記憶力が低下して、ミスをしやすくなります。
イライラしたり、怒りっぽくなることもあります。
こうした状態は睡眠の量と質を改善することで治りますが、慢性的に睡眠不足が続くと、うつなどの気分障害が起こりやすくなります。
血糖値や血圧なども上がりやすくなり、治療薬を飲んでも効果が上がりにくくなります。
最近の研究では睡眠不足は肥満とも関係があると考えられており、アメリカの研究では、平均睡眠時間が四時間の人は七〜九時間の人に比べて、肥満と判断される人の割合が七割くらい高いという結果が出ています。
睡眠が足りないと、食欲を抑えるレプチンというホルモンと、食欲を促すグレリンというホルモンのバランスが乱れ、結果として食欲が増すのではないかと推測されています。
夜中に起きていると、つい食べものに手が出やすくなることもあるかもしれません。
夜遅く食べたものは脂肪として蓄積されやすいこともわかっています。
食事を減らして運動をしてもやせない人では、よく眠れているか見直すことも必要かもしれません。
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