夜の明るい光が眠りを妨げる
インターネット、メール、テレビゲーム、テレビ、眠りとの関係で、これらに共通している問題点は、画面から入ってくる明るい光です。
これは、睡眠物質のメラトニンの分泌を抑え、眠りを妨げる方向に働きます。
もう一つは、脳を興奮させてしまうことです。
ネット・サーフィンでは、次から次へと画面を見つめているうちに、時間を忘れがちになります。
メールは、パソコンにしろ、携帯にしろ、文章を作る作業が加わりますから、さらに脳を興奮させます。
特ににパソコンのメールは、相手を起こさずに連絡事項を伝えられることもあり、夜のうちに済ませておこう、と画面に向かいがちです。
携帯メールが日常的な会話のツールになっている世代では、メールが送られてきたら、早く返事を打たないといけない、といった暗黙の了解から、眠ることを忘れて打ち続ける人もいます。
テレビゲームは頭を使って対戦するわけですから、さらに興奮の度が高まります。
深夜テレビも熱中するほど、神経が高まり、深夜に多い通販番組では、吟味する冷静さが働かなくなったり、高揚感で眠りにくくなることがあります。
眠る時刻直前まで、パソコンやメール、テレビゲーム、テレビなどにつき合ったあとは、すぐに眠ろうとしても眠れません。
夕食を済ませ、軽くからだを動かし、ぬるめのお風呂に入って、からだがすっかり睡眠の準備を整えても、「では床に就くまでテレビを見よう、ネットやメールを済ませておこう、少しゲームも楽しみたい」、といったことになると、眠るどころか、逆に目が冴えてしまいます。
眠りたい時刻の一時間前には、これらの機器とのつき合いを中止するようにします。
照明を落とし、音楽やアロマテラピーなどでリラックスするのもよいです。
脳の情報の八割以上は目から入るといわれ、脳は休みたくて、目が閉じられるのを待っています。
熱めのおしぼりなどで、まぶたにふたをすると、脳が休まり、疲れ目、ドライアイ対策にもなります。
どうしても見たいテレビ番組は予約録画をしておき、携帯電話は寝床のそばに置かない、といった工夫もおすすめです。
メールやネットの検索は、起床後に行うのもよく、朝の自然光をしっかり浴びてから画面に向かえば、さらに目覚めモードに入りやすくなります。
熟睡したあとは、冷静な判断力が働きやすく、メールの文章などもまとめやすくなります。
探夜にずれ込んだ就寝時刻を前に戻すことはなかなか難しいのですが、朝にすることがあると、早起きの動機づけができて目覚めやすくなります。
早起きをして、すべきことをてきばき片づけると、一日を気分よく過ごせます。
また、朝早く起きたことで、夜の寝つきもよくなります。
ただし、画面を見つめる作業を長く続けると目が疲れ、まばたきが少なくなって、ドライアイになることもあります。
作業時間は三〇分くらいにとどめるようにします。
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