冷え性の睡眠に効果的な入浴
就寝前の入浴は、冷え症の人にとって欠かせない入眠儀式の一つで、めるめのお風呂にゆっくりつかると、からだが温まり、リラックス効果も相まって、自然な眠りに入ることができます。
お風呂につかるときは、肩をタオルでおおい、胸から上を出した半身浴でゆっくり温まります。
浴槽の外でからだや髪を洗うときは、バケツなどに熱めの湯を入れて足をつけておくと、床面からの冷気を防ぎ、足湯の効果で冷えをやわらげられます。
寒くて眠れないと、掛けぶとんなどを何枚も重ねがちですが、上にかかる寝具が重いと、それだけで眠りにくくなります。
寒さを防ぐためには、腰や背中の保温を整えるほうが効率的で、敷ぶとんやマットレスなどを保温性の高いものにします。
電気毛布をセットすると、ふとんに入ったときに暖かくて心地よいのですが、ずっとつけておくと、かえって逆効果です。
眠りとともに訪れるはずの体温の低下が現れにくくなり、また、睡眠中のクールダウンができないため、深い眠りが現れにくくなります。
体温が下がらないことで、よけいなエネルギーが使われ、全身の休息がとりにくくなります。
電気毛布を使う場合は、就寝前に暖めておき、就寝するときには、スイッチを切っておきます。
電気毛布を使わず、就寝前にふとん乾燥機を一〇分ほどかけると、ふとんの湿気がとれ、ほんのりと暖かくなります。
あらかじめ、湯たんぽなどでふとんの腰にあたる部分を暖めておき、寝る間際になったら足元よりも下の方にずらして使用するのもよいです。
靴下をはいて寝るのも一つの方法で、指の部分が五本に分かれたタイプは、指と指の間が蒸れず、つま先への血流がよくなります。
ただし、足首がきついと血流が悪くなりますので、履き口のゴムがゆるく、全体に締めつけないタイプがおすすめです。
眠っている間はかなり汗をかきますから、通気性のよいものをはくようにします。
足を高くして寝ると、下半身にたまっていた血液が心臓に戻りやすくなり、全身の血行がよくなります。
足枕などもありますが、クッションや座ぶとんでも代用できます。
首や肩が寒い場合は、首や肩だけをおおう寝具を使う方法もあります。
柔らかいバスタオルなどを肩回りにかけるのもよいです。
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