子育ての睡眠不足の予防
女性の睡眠時間は、四〇歳代がもっとも短くなっていて、帰宅が遅い夫の帰りを待って就寝時刻が遅くなる一方で、朝は子どもを学校に送り出すために、いち早く起きなければなりません。
子どもや夫の弁当作りもしている場合には、さらに朝起きる時刻が早くなり、睡眠時間が短くなります。
そんな毎日の中で、月経が近づくと、女性ホルモンの影響で、夜の睡眠が浅くなったり、途中で目覚めたりして、さらに睡眠不足がひどくなる人もいます。
慢性的な睡眠不足から、体調が悪くなったり、イライラがつのることもありがちです。
眠りが足りないために、日中に居眠りをしたり、体調がすぐれないときは、家族を送り出したあとで、二度寝をすると睡眠不足の解消に役立ちます。
ただし、二度寝は、体内時計のリズムを乱れさせないよう、できるだけ午前中に済ませ、また、最初に起きたときに、しっかり朝の光をからだに取り込んでおくことが大切です。
すると、体内時計が正常にリセットされ、夜の睡眠リズムがずれにくくなります。
子どもが中学生から高校生くらいになると、生活全体が夜型になりがちで、朝の登校時刻がきまっていますから、試験勉強や受験勉強、そのほか、さまざまなしたいこと、すべきことが夜に集中し、睡眠時間を削りがちになります。
とくに女の子は、入浴時問やその後の美容にかける時間が長くなりがち、また、インターネット、深夜テレビ、テレビゲーム、携帯電話などに時間を費やして、睡眠時間が足りなくなる子どもも少なくありません。
高校生になると、親の目が届きにくくなり、子ども部屋にこもって携帯でテレビを見たり、ネットやメールもし放題で、門限が遅くなったり、門限自体を決めない家庭もあります。
子どもたちの寝る時刻は遅くなる一方です。
この世代の子どもを育てる親は、ともすると自分自身が夜型生活になりがちですが、しつけの一つとして、睡眠の大切さを子どもに伝えておくことが大切です。
たとえば、女の子は睡眠がどんなスキンケア用品よりも肌や髪をきれいにすること、眠りが足りないとスキンケアの効果が上がりにくいことを教えるようにします。
勉強は徹夜でするよりも、睡眠をしっかりとったほうが、覚えたことを忘れにくいのです。
眠りのためのグリシン・トリプトファン配合
アミノ酸サプリ【スヤナイトα】
|
|