眠れないときの睡眠方法
睡眠は健康のためにも美容のためにも大切で、しっかり眠らないと健康を保てないと思っているのに、なかなか眠れないと、今度は眠れないことが大きな不安になります。
がんばって眠ろうとすると、だんだん目が冴えてきて眠れなくなるという人もいて、なかなか寝つかれないと思って悩む人には、こんな人が少なくありません。
なかには今まで夜ふかしをしていた人が、これはよくないと気づいて早めに床についたら、なかなか眠れない、不眠症ではないかと心配する人もいます。
しかし、寝床にいる時間が長ければ、睡眠時間も長くできると考えるのは間違いで、からだが必要としている以上に長く寝床にいると、かえってからだが疲れ、眠りが浅くなります。
夜中に目覚めやすく、朝の目覚めもすっきりしません。
自分の意思で眠ろうとしても、眠れるものではなく、一日の生活の中で少しずつ眠りへの準備が整って、はじめて眠くなるのです。
いくら早く床に就いても、からだのほうが眠る態勢になっていなければ、眠ることはできません。
寝床にじっとしていて、なかなか寝つけないと、あせりが生じ、眠ろう、眠ろうということに意識が集中して、いっそう脳が興奮します。
夜ふかししていたときは、寝床に入るとすぐ眠れたというのは、脳が眠りの準備についていたか、あるいはここで眠らないと明日に差し支えるという信号が出ていたのかもしれません。
これまでの生活を突然切り換えて、一〜二時間早く寝ようとすると、なかなか寝つけないこともわかってきました。
長い間の習慣になっていた就寝時刻の一〜二時間前は、一日のうちで最も寝つきにくくなつているのです。
就寝時刻を切り換えるには、もっと遠回しに、朝の目覚めから準備していくことが早道です。
それでも、なんとか睡眠を確保したいときには、今晩は眠れなくてもしかたがない、眠くなるのを待とうという気持ちに切り換えるようにします。
睡眠時間の多少を気にせず、睡眠の質に重点を置き、短くてもよい、ぐっすり凝縮した眠りをめざそう、という意識に転換することです。
寝床に入ると、眠ることだけに意識が集中しますから、眠くなるまでは寝床に入らず、ゆっくりお風呂に入ったり、軽い体操などでからだを温める、あるいは好きな音楽やアロマテラピーなどでリラックスします。
家事や仕事を片づけるとか、テレビを見るなど、脳が興奮することは避けます。
暗めの照明の中で、静かに過ごすと、そのうちにからだのほうで眠りの準備が整います。
こうして、眠くなったら寝床に入ります。
翌朝目覚めたら、今度は寝床に長居をせず、起きてカーテンを開け、しっかり朝の光を浴び、日中もきびきびと過ごし、からだのほうが自然に夜の眠りへの準備ができるように切り換えていきます。
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