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うつ病の人との接し方
うつ病の人との接し方の基本は、あまり神経質にならないことで、家族が必要以上に気を使えば、そのピリピリした空気を敏感に感じ取ってしまいます。
うつ病の人は、もともと人に気を使うので、また自責の念が強いので、家族が急にやさしくなったり、これまでと態度が変わったりすると、感じ取ってしまいます。
たとえ表面的であっても、それほど気にしていないような素振りを見せることが大切です。
また、励まさないというのは大切で、憂うつそうな表情や、おっくうそうな様子をみると、ついがんばってと言いたくなりますが、うつ病の人はがんばろうとしているのに、がんばりきれずにいて苦しんでいるのです。
罪悪感で、周りの人に申し訳なく思っているところに、がんばってと励まされたら、まだまだがんばりが足りないと非難されているように聞こえてしまうのです。
このがんばれという言葉に対しては、どんなに信頼している家族や友人であっても、本人はそのように受け取ってしまうようです。
うつ病の人は、自分のつらい気持ちや悩みを聞いてもらうだけでも気分が楽になるものです。
ですので、会話はなるべく受身になり、よく話を聞いてあげ、本人のつらい気持ちはよくわかっているということを伝えることが大切です。
うつ病がんばるな!
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