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内因性と心因性のうつ病
うつ病の発症に原因がはっきりとしないものを、内因性のうつ病といい、環境やストレスなど外部からの影響がなく、体の内側から起こると考えられるうつ病を指します。
内因性のうつ病には、うつ状態だけのものと、うつ状態と躁状態が交互に現れる躁うつ病とがあります。
これに対して、家族との離別、失恋、あるいは人間関係によるストレスや精神的ショックなどがきっかけとなって引き起こされるものを心因性のうつ病といいます。
他の病気を治すための薬、脳や体の病気、アルコールなどうつ病を引き起こす原因がはっきりしているものを外因性のうつ病とよんでいます。
しかし、現実的にはこれを分けるのは難しく、例えば、内因性のうつ病と診断されても、よく調べてみると、その発症にあたってはきっかけがあることがわかったりするのです。
このような考え方から、現在ではうつ病発症にはさまざまな要因がからんでいるとの考え方が一般的になってきています。
うつ病がんばるな!
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