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うつ病が長引く場合
うつ病は適切な治療を受ければ、大体３ヶ月ほどで回復するのが普通ですが、治療を受けていても、症状がいつまでも長引き、ときには何年にもわたってうつ状態が続く場合があります。
長引いてしまう理由は、抗うつ薬の効果が上がらない人がおり、服用すれば、多少は症状はよくなりますが、またすぐに悪くなり、原因はわかっていないのですが、別の病気である可能性もないわけではありません。
また、薬の副作用で発疹が出てしまうなどで、有効な薬を使うことができない人もいます。
このほか体の病気である動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を併発している人も長引く可能性があるといわれます。
ただし、このようなことは滅多にありません。
また、家庭や職場の人間関係がきっかけでうつ病になった場合、休養や薬などの治療を受けている間は、とりあえず治療に専念しますが、病気がよくなってくると、またその問題に直面しなければならなくなります。
それが嫌で、うつ病は治したいけど、治りたくない、という複雑な心理状態となってしまい、もう少しで回復できるというところまできたのに、今度は神経症のようになってしまい、回復に時間がかかってしまうというものです。
例外的に回復までに時間がかかる場合はありますが、うつ病は必ず治る病気ですので、前向きに治療に専念することが大切です。
 うつ病がんばるな！
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