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うつ病の回復期の注意
うつ病の治療期間は患者の症状によって異なりますが、一般的な目安としては3ヶ月といわれています。
うつ病の経過には、前駆期、極期、回復期の3段階があり、その後の中間期という時期もあります。
前駆期とは、うつ病になりかけの時期をいい、イライラしたり、焦りが出たり、自責の念にとらわれるのですが、周りの人も気づきにくいばかりでなく、本人もうつ病と自覚していないことも多いのです。
極期というのは、うつ病になっている状態で、前駆期に放っておくと症状が重くなり、うつ病の特徴といわれる精神症状や身体症状がはっきりとあらわれます。
治療が必要で、薬物療法と休養が治療の中心になります。
回復期というのは、治療によって回復に向かいつつある時期をいい、社会復帰を考えることになりますが、そのタイミングを判断するのが難しいところです。
また、この時期には自殺を気をつけなければならず、体力も少しずつ回復してきていますので、発作的に実行するのです。
中間期というのは、うつ病がすっかり回復して、社会復帰できている時期をいいます。
うつ病は再発しやすく、回復後はそれを予防することが大切になります。
回復期は患者本人も家族も改めて気を引き締めなければならない時期なのです。
うつ病は一進一退を繰り返しながら少しずつ回復していくことが多いためだからです。
社会復帰をするに当たっては、慣らし運転をするつもりで仕事をするつもりぐらいが一番です。
うつ病がんばるな!
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