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うつ病の治療は休養
うつ病の人は、心も体も疲れきり、エネルギーがなくなってしまっている状態ですから、うつ病と診断されたら、まずは十分に休養することが治療となります。
休養しながら、同時に薬物療法が行われます。
休養といっても中途半端な休みでは効果がありませんから、仕事、学校、家事から完全に離れ、徹底して休養をとることが大切です。
休養は、病気が治るために必要不可欠なものなのです。
うつ病になる人はまじめで義務感の強い人が多いため、会社や学校を休むことに罪悪感を抱くことが多いようです。
いくら周りで休むように勧めても、無理をして仕事に出かけてしまうのです。
特に、軽症うつ病などの場合、抗うつ薬を飲みながら仕事を続けることができないわけではなく、結果的に仕事は思うようにいかず、ミスが出がちになります。
とにかく仕事から離れ、治療に専念することが必要なのです。
休養中の過ごし方は、睡眠をよくとり、抗うつ薬などの薬を飲んでいると、ぐっすりと眠れるようになります。
十分な睡眠は、焦る気持ちや不安を取り除き、気力の低下を防ぐことができます。
日中の過ごし方は、基本的には何もせず、家でごろごろしているのが一番です。
会社や学校を休ませることで、辞職願や退学届けなどを本人に勝手に出させないようにすることも、休養させる理由です。
うつ病の人は意欲が低下している割には、重要なことを簡単に決断をしてしまいがちだからです。
 うつ病がんばるな！
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