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うつ病の早朝覚醒
うつ病の症状に、大きな特徴として、不眠があり、不眠にはさまざまなタイプがありますが、うつ病では早朝覚醒といってかなり早い時間に目が覚めてしまいます。
早朝といっても、深夜に近い午前3時とか4時に目が覚め、よく眠れていないにもかかわらず、早く目が覚めてしまうのです。
しかも、もう一度寝ようとしてもできず、目が覚めた途端、頭の中に次から次へと嫌なことや悪いことばかりが浮かんでしまうためです。
嫌な考えがどんどん膨らんで行って、さらに落ち込んでいき、そのため、布団の中で悶々とすることになります。
こうしたことからうつ病の人の朝の気分は最悪となってしまうのです。
食欲がなくなり、その結果、体重も減っていき、消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系など、体のいたるところに不調が出てきます。
このように苦しい症状があるにもかかわらず、周りの人の目には、一見さぼっていたり、怠けているように見えるのです。
例えば、よくため息をつく、ごろごろ寝てばかりいる、やらなければならないことを少しもやらない、仕事や勉強を怠けている、というように見えるときは、家族や周りの人は要注意です。
本人は一人で苦しんでいるのかもしれません。
うつ病がんばるな!
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