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慢性疲労症候群の症状
慢性疲労症候群とは、仕事や家事ができなくなり、ときには寝込んでしまうなどの強い疲労感を主症状とする病気で、これに倦怠感が伴い、これが半年以上も続きます。
自覚症状として、微熱、悪寒、喉の痛み、頭痛、リンパ節のはれ、原因不明の筋力低下、関節痛などのほか、精神面では物忘れ、思考力や集中力の低下、うつ状態、睡眠障害などがあります。
こうした症状は、強い疲労感をはじめ、うつ病の症状と非常に似ていて、しかも、慢性疲労症候群では半年の経過をみないと判断しにくいといわれます。
ただし、慢性疲労症候群では、うつ病と異なる部分もあり、意欲や気力の低下よりも、疲労感や倦怠感のほうが前面に出ます。
うつ病のような日内変動はあまりみられず、悲哀感、自責の念、イライラ、自殺傾向も少ないようです。
この病気になったあとにうつ病や心身症が発症することもあります。
慢性疲労症候群の発症の原因は明らかになっていませんが、精神的なストレスとかウイルス感染によるという説や、免疫の異常が関係していると説もあります。
うつ病がんばるな!
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