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うつ病と性格との関係
うつ病になりやすい性格があり、うつ病が発症するにはストレスや環境の変化、それに伴うきっかけがあるといわれ、本人がこの置かれた状況をどうのようにとらえるか、またストレスをどのように受け止めるかについては個人差があるのです。
うつ病になりやすい性格として、執着気質とメランコリー親和型の性格といわれます。
執着気質とは、凝り性で集中力があり、几帳面で、正義感や義務感、責任感が強いというような性格です。
すごく真面目な性格の反面、こうした性格のせいで、仕事など物事を頼まれると断ることができず、結果として何もかも1人で抱え込んでしまうのです。
また、あまりにも頑張りすぎて、疲れ果ててしまいうつ病になりやすくなってしまうといわれます。
メランコリー親和型もこれに似ており、真面目、勤勉、几帳面、誠実、律儀、世話好き、気配りをする、秩序や決まりをきちんと守る、というような特徴があります。
ただし、秩序を守ると同時に、人間関係や物事がきちんと秩序どおりになっていないと気がすまないので、その秩序が変わったり、くずれて新しい形に変わったり、物や人があるべきところからなくなったりすることに、大変敏感です。
このため、定年や転職、引越し、結婚、親しい人との離別や死別などがあると、うつ病になりやすいといわれます。
うつ病がんばるな!
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