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心の不安から神経症
神経症とはノイローゼといわれ、精神的要因で不安が生じ、それがうまく処理できないために心身の機能障害がおこってしまうものをいいます。
ストレスやショックなどの精神的・心理的な原因で発症することが特徴なのです。
神経症は心の根底に不安があり、その不安な気持ちを自分でコントロールできなくなる心の病気なのです。
神経症には、不安神経症・パニック神経症、恐怖症、強迫神経症、心気症、ヒステリー、離人神経症、抑うつ神経症などがあります。
不安とは、危険な状態から自分を守ろうとする本能によって起こる感情といえます。
こうした自然な不安は、家族の病気、近親者の死、離婚、試験、解雇など、不安になる理由が本人にも周囲にも明らかです。
これに対して病的な不安は、不安になった理由がはっきりせず、そのため自分でも言葉に表現できないまま、周囲にも理解してもらえず、この不安は本人にとって耐え難いほど強いもので、しかも長時間続きます。
神経症の症状は、精神面では、あまりにも不安が強いために緊張したり、イライラします。
また、過剰な恐怖感を持ったり、強迫的な考えにとらわれたり、また気分が落ち込んだりします。
体の面にも症状が現れ、不眠になったり、動悸、めまい、呼吸困難、吐き気、震えなどに悩まされます。
これらの症状によって、日常生活に支障をきたすこともありますが、それでも一般的には精神面の症状はそれ程重くはないのです。
うつ病がんばるな!
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