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うつ状態がうつ病か
単なるうつ状態なら、何か失敗したり、親しい人との別離などで、誰でもが経験していることであり、そうしたうつ的な気分になっても、普通は一時的なもので、周りの人に慰めてもらったり、時間が経つことによって、次第に消えていきます。
何かが心に引っかかって憂うつになったような場合に、その原因となっている問題が解決されたり、取り除かれれば、自然と気が晴れていくものです。
うつ状態が、即、うつ病ではないわけなのです。
うつ状態の人がうつ病であるかどうかは、その気分が続く期間の長さと程度の強さによります。
うつ病の人の場合は、その気分がいつまでも回復せず、そのまま放置していると、何年も続くことになります。
その憂うつな気分の程度がかなり強く、生活に支障をきたすようになっているなら、うつ病の疑いがあるといえます。
また、うつ状態になる病気はうつ病だけではなく、統合失調症や神経症などのような心の病気もうつ状態になります。
また、体の病気や薬物の影響によっても、うつ状態が現れます。
このようにうつ状態といっても、時間が解決してくれる単なる一時的なうつ状態のほかに、心や体の病気や薬の影響によるうつ状態など、幅広くみられますので、慎重に判断する必要があります。
うつ病がんばるな!
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