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中高年のうつ病
50歳前後になると、仕事ではキャリアを積んで、責任の思い立場に立ち、仕事は忙しくなっていきます。
家庭では子供が成長して、進学や就職や恋愛問題に悩む年頃になってきます。
また、老後の介護という問題も出てきます。
この時期は女性でいえば更年期に当たる時期で、男性も精神面でさまざまな影響が出てきます。
子供の独立などによって、夫婦で築いてきた目標が見失われ、離婚してしまう場合もあります。
こうしたことがストレスとなり、これがきっかけとなってうつ病にかかりやすくなると考えられます。
この年代のうつ病は、典型的な症状が現れるのが特徴で、原因やきっかけがわからない内因性のうつ病が多いといわれています。
典型的なうつ病の症状は次のようなものです。
□憂うつ
□気がふさいで、気分が晴れない
□強い不安感、焦燥感がある
□悲しい、つらい、苦しい
□不安を感じる
□マイナス思考に陥る
□子を考える
□だるい
□食欲不振
□下痢、又は便秘
□頭痛や肩こり |
中高年の自殺の増加傾向があり、その原因の一つにはうつ病があるといわれています。
長時間労働などによる過労で精神障害を起こし、自殺にいたる例も増加しています。
うつ病になると、好きだったお酒も飲めなくなることが多いのですが、逆に増えてしまうこともあり、憂うつな気分を晴らそうと飲むのですが、一時的には気分がよくなったと思っても、酔いが覚めると以前よりももっと落ち込んでしまい、そこでまた飲んでしまう、という悪循環を繰り返しているうちに、酒がやめられなくなり、アルコール依存症になることもあります。
うつ病がんばるな!
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