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うつ病の自殺を注意する
うつ病の人の家族が一番に注意しなければならないのは、自殺です。
うつ病の人は自殺を考えることがあるということを知っているため、家族は自殺のことが気になって仕方なくなり、心配して接しがちですが、あまり不自然な接し方になるのも、よけいな負担になります。
自殺については、うつ病になりかけの初期の頃と回復しかけてきた頃の多いといわれます。
症状が重い場合には、自殺するエネルギーすら失われてしまうからです。
死にたい、もう生きていてもしょうがない、長い間お世話になりました、生きている意味がない、などなんとなくでも死を案じさせる言葉を口にしたときは要注意です。
行動面では、家族と口をきかなくなったり、部屋に引きこもったり、食事をとらなくなったり、周囲の状況や社会情勢などに全く関心を示さなくなったりしたら要注意です。
自殺をほのめかすようなことを言ったときには、家族が自殺をしないように呼びかけることも大切なことで、それを何度も繰り返して言い続けることで、頭のどこかでは死に対する恐怖や、残される家族のことを思っているものだからです。
また、死について1人で悩んでいると、頭の中はどんどん死ぬという考えで煮詰まっていきますので、そんなときに家族から死なないでと言われることで、われに返り、客観的な考え方ができるようになったりするのです。
うつ病がんばるな!
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