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働きすぎの疲労でうつ病に
太郎さん(53歳)は商社の部長で、毎日仕事に追われ、帰宅するのはいつも午前様という状態がここ数年続いていました。
休みもほとんどとらずに仕事に出かけていきます。
夜中に帰ってきては、翌朝6時ぐらいには会社に出かけていき、出社すれば、仕事が山積みしている状態でした。
そんなある日、太郎さんは大きなプロジェクトも同時に抱えることになり、仕事で徹夜が続く日もありました。
その頃から太郎さんは一人悩むようになり、眠れない日も続き、自分で自分をがんばれと叱咤激励するのですが、気持ちがついていかず、沈み込むことが多くなりました。
その後も調子がよくならず、何をするにもおっくうになり、会社も休みがちになり、休んだことを悔やむようになり、ついには、死にたい、などとつぶやくようになりました。
それで、奥さんは無理やりに病院へ連れて行って、診てもらうとうつ病だと診断されました。
働きすぎで体を壊したり、心の病気になる人が多いようです。
少しでも体を休ませれることができればいいのですが、真面目な太郎さんはそれができず、体も心も自分で追い詰めてしまったようです。
うつ病がんばるな!
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