|
うつ病の短絡的な行動の決断
うつ病の人は心身ともにかなりエネルギーが低下している状態にあります。
エネルギーが低下しているため、疲れやすくなったり、何をするにもおっくうになってしまいます。
また、マイナス思考を繰り返していますから、あらゆることに対して悲観的になります。
憂うつな気分や不安にさいなまれ、気力もわかず、体調もすぐれないと、何も楽しむことができず、仕事や勉強もうまくいかないとなれば、次第に精神的に追い詰められていきます。
意欲が低下しているので、頭ではなんとかがんばろうと思っているのですが、気持ちがついていかず、そのもどかしさからイライラしたり、焦ったりするようにもなります。
こうしたことから、後先も考えず、短絡的な行動をとってしまい、例えば、家族に何も言わずに自分が勤めている会社に辞表を出したり、学校に退学届を提出してしまったりします。
うつ病は、決断が鈍くなる一方で、突然、辞表を出してしまうような大きな決断をしてしまうこともあるのです。
このような行動は一見矛盾しているようですが、いろいろと考えるのがおっくうになっている上に、考え方に柔軟性がなくなっていますので、やめるかやめないかという二者択一のほうが、かえって簡単なのです。
こうしたことから早まった決断につながると考えられます。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|