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思春期のうつ病の症状と原因
思春期は精神的にも不安定になりがちで、ストレスにも弱くなり、心が揺れ動きやすくなります。
ささいなことで必要以上に不安になったり、気にしたりし、身の回りに起こることに過敏に反応するためです。
思春期のうつ病の症状としては、基本的には大人と同じで、頭痛、腹痛、食欲不振、睡眠障害などの身体的症状も見られます。
ただし、憂うつな気分や自責的な傾向は余り目立たず、疲れやすい、何をするのもおっくう、集中力がなくなるといった症状が多くみられます。
このために、不登校や引きこもりの状態になったり、ちょっとしたことから怒り出したり、攻撃的になったり、暴力をふるったりします。
10代後半から20代にかけては、受験や就職、結婚など、人生の大きな節目や試練を経験する時期で、そうした変化の中でうつ状態やうつ病になることが多い年代とされます。
受験生活の苦しさは多くの人が経験していますが、そのプレッシャーは大変で、そこから不安や焦りなどの気持ちにとらわれ、うつ状態になることも多いのです。
また、就職して社会に出ると、これまでと環境が変わり、職場や仕事関係の人たちとの対人関係の難しさを経験することになり、上司との折り合いがうまく行かなかったりすると悩むことも出てきます。
このような悩みが、うつ状態やうつ病になることも珍しくないのです。
うつ病がんばるな!
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