喫煙は肝臓病に影響
喫煙が呼吸器に害を及ぼすことは、だれでも知っていることですが、タバコの害はそれだけにとどまりません。
煙は唾液とともに飲み込まれ、食道、胃、腸などの消化器をはじめ全身に運ばれて、さまざまな悪影響を与えます。
肝臓に対しても、もちろんそうです。
タバコの煙に含まれるニコチンは、副腎皮質から分泌されるアドレナリンの量を増やし、強いストレスを受けたのと同じ状態をつくり出して、血液を流れにくくします。
この状態は、多くの血液を必要とする肝臓にとって、いいはずがありません。
ニコチンそのものにも、血管を収縮させる作用があるため、肝臓への血液の流れは、ますますスムーズとはいかなくなります。
こうしたことから、タバコはお酒より肝臓に悪い影響を与えるとの報告もあります。
お酒を飲むと、体内に入ったアルコールは、肝臓で分解・処理されます。
その際に、アセトアルデヒドという物質が生じます。
アセトアルデヒドは非常に毒性の強い物質で、悪酔いや二日酔いのもとになるだけでなく、肝臓にダメージを与えるもとにもなります。
タバコの中には、このアセトアルデヒドも含まれており、喫煙すると、体内にアセトアルデヒドが増えてきます。
したがって、お酒を飲みながらタバコを吸うということは、アルコールの吾が倍になることを意味します。
タバコとお酒の両方をたしなむ人は、十分注意する必要があります。
害があるだけで何のメリットもないタバコは、やめられればそれに越したことはありません。
その煙は自分だけでなく、家族や周囲の人にも悪影響を与えます。
ただ、ニコチンには依存性があるため、禁煙を決意しても長続きしない人が多いようです。
きっぱりやめるのは容易なことではありませんが、最近はニコチンガムやニコチンパッチを用いて、禁煙指導する医療機関も増えてきました。
本気でやめたいなら、そうした禁煙外来を利用することも考えます。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|