脂肪肝の治療は原因を取り除くこと
「健診で脂肪肝といわれたけど、体の異常は感じないし、とくに気にはしてない…」という、サラリーマンが多いのではないでしょうか。
確かに、脂肪肝になっても痛くも痺くもありません。
それで、そのまま放置する人が多いのですが、脂肪肝は長い年月をかけて肝臓をむしばみ、機能を低下させ、最悪の場合、命にかかわる病気になることもあるのです。
しかし、一部の専門医や研究者を除き、医師たちも、脂肪肝がそれほど危険な病気だと最近まで認識していませんでした。
これでは患者さんが、脂肪肝を放っておくのも当然かもしれません。
ところが、最近の研究で脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝がんへ移行するメカニズムがわかってきたのです。
まず、肝臓内に中性脂肪が蓄積すると、肝細胞のなかにあるミトコンドリアが中性脂肪をさかんに燃焼させようとがんばりますが、ミトコンドリアが働きすぎると、逆に活性酸素を発生させてしまいます。
活性酸素とは、がんの発生や体の老化に大きく関わっているとされる物質ですが、それがミトコンドリア自体を傷つけ、さらに、肝臓にべッタリついた中性脂肪を過酸化脂質という有害物質に変え、ミトコンドリアを次々に破壊し、肝臓に炎症を広げていきます。
これがいわゆる肝炎で、長期的に続くと肝臓に線維の綱が増え、やがて肝硬変に移行していきます。
それなのに、初期症状をほとんど自覚できないために、冒頭のサラリーマン氏のように放置して、みすみす症状を悪化させてしまうことになるのです。
脂肪肝の疑いがある人、あるいはすでに脂肪肝になつている人は、疲れる、食欲がない、だるい、などといった症状がでてくる前に、きちんと治療をしておくことが大切です。
脂肪肝の治療は、まずその原因を取り除くことが大切です。
食べすぎやお酒の飲みすぎが原因なら、食生活の改善と節酒・禁酒がポイントになります。
定期的な運動も効果があります。
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